蔵王の樹氷、千年前から 虫害で存続危機、対策検討

 食害のため枝や葉がほぼなくなり、樹氷とならなくなったアオモリトドマツ=2022年12月、山形市(柳沢文孝山形大名誉教授提供)
 食害のため枝や葉がほぼなくなり、樹氷とならなくなったアオモリトドマツ=2022年12月、山形市(柳沢文孝山形大名誉教授提供)
山形、宮城両県にまたがる蔵王連峰の冬の風物詩・樹氷が「スノーモンスター」と呼ばれる現在の姿になったのは千~2千年前とみられることが、柳沢文孝山形大名誉教授(環境科学)の調査で分かった。樹氷の形成に必要な特定のマツの分布が広がった時期に当たる.....
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