Free第4種ライト公認取得を記念し式典 南部町ふるさと運動公園陸上競技場

テープカットをして第4種ライト公認の取得を祝う関係者
テープカットをして第4種ライト公認の取得を祝う関係者

南部町は4月30日、町ふるさと運動公園陸上競技場が、日本陸上競技連盟の第4種ライト公認を取得したことを記念し、同所で式典を開いた。出席した競技関係者ら約40人が、今後の競技力向上に期待を寄せた。

 町教委によると、競技場は当初、第4種公認として整備したが2019年の日本陸連の規定変更により、投てき場の施設を整える必要が発生。費用面から継続を断念したという。その後、三戸郡陸上競技協会などは町に対し、児童生徒のレベルアップのために、郡内唯一となる公認の継続を求めていた。

 こうした中、日本陸連はハンマー投げなどの施設整備が公認要件から緩和された「第4種ライト」と呼ばれる区分を新設。町は昨年7月に必要な改修工事に着手し、同12月に第4種ライトの公認を受けた。

 工藤祐直町長は「公認競技場で記録を出し、公認記録として残ることは選手の励みになる。これまで以上に施設を活用してもらうことが、教育などの充実につながっていく」とあいさつした。続いて関係者がテープカットをして、公認取得を祝った。

 
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