Free気温上昇、連なる苗 青森県南で田植え始まる

八甲田の山々をバックに行われた田植え作業=4日、十和田市赤沼
八甲田の山々をバックに行われた田植え作業=4日、十和田市赤沼

青森県南地方で田植えが始まっている。米どころの十和田市赤沼地区では4日、白山春男さん(67)ら4人が約4ヘクタールの水田に「まっしぐら」を植え付け。田植え機の後には青々とした苗が連なり、温かい風に吹かれていた。

 青森地方気象台によると、この日は高気圧が本州付近を覆った影響から、県内全域で晴れとなり、三沢25・3度、八戸25・1度と今年の最高気温を更新。2地点とも初の夏日となった。

 十和田も今年最高の24・2度を観測。白山さんたちは八甲田の山々をバックに作業に励んでいた。田んぼの周辺は奥入瀬川や豊富な湧水があり、水質の良さが自慢という。

 白山さんは「今年もきれいな水でおいしいコメを育てたい」と汗を拭った。

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