八戸市水産科学館マリエント（吉井仁美館長）で、「マリエント市」が開かれている。手工芸品や雑貨、軽食などのブースが並び、来場者を楽しませている。５日まで。

　大型連休の企画として３日間の日程で開催。ブースは日替わりで、４日は市内を中心に８店舗が出店した。来場者は軽食を買い求めたり、スノードーム作りなどの体験型ワークショップに参加したりと、思い思いに楽しんでいた。

　イベントの一環で、南部もぐりの実演も。岩手県立種市高海洋開発科の生徒が、水槽を泳ぐ魚への餌付けや来場者とのじゃんけんを行うと、子どもたちから歓声が上がった。

　同校３年の金澤太智さん（１７）は「子どもたちが喜ぶ姿を見てやって良かった」とうれしそう。実演を見た市立小中野小３年の冷水駿翔（しゅんと）君（８）は「魚が餌をいっぱい食べていて楽しかった」と笑顔を見せた。５日の南部もぐりの実演は正午から行われる予定。

　マリエント市は入場無料。時間は午前９時～午後３時半。