父の面影、生きる支えに 奇跡の一本松に願い込め/東日本大震災12年

 自身で描いた「奇跡の一本松」の絵を手に、松を見上げる菅野康剛さん=11日午後、岩手県陸前高田市
 自身で描いた「奇跡の一本松」の絵を手に、松を見上げる菅野康剛さん=11日午後、岩手県陸前高田市
中学時代のいじめ、職場になじめず退社―。つらいときはいつも、父の面影と「奇跡の一本松」が心の支えになってきた。津波で父康文さん=当時(38)=が行方不明になった岩手県陸前高田市の菅野康剛さんは、今年20歳になった。「いい報告待っててね」。再.....
お気に入り登録