親友へ「生きててごめん」 震災12年

 防災対策庁舎前で手を合わせる高橋彩さん=11日午前9時41分、宮城県南三陸町
 防災対策庁舎前で手を合わせる高橋彩さん=11日午前9時41分、宮城県南三陸町
ねじ曲がった赤い骨組みが目立つ防災対策庁舎の隣に、礎石だけになった役場本庁舎跡がある。宮城県南三陸町の町職員高橋彩さん(36)は「ここに給湯室があって、仕事前にいつも3人で集まって話してました」と懐かしむ。「私ばかり生きててごめん」。12年.....
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