Freeアンコウつるし切り大いに沸く 風間浦で感謝祭

披露されたアンコウのつるし切り
披露されたアンコウのつるし切り

風間浦村の易国間社会体育館で26日、「風間浦鮟鱇(あんこう)感謝祭」(ゆかい村風間浦鮟鱇ブランド戦略会議主催)が3年ぶりに開かれた。名物のアンコウを目当てに村内外から約250人が来場し、にぎりずしや鍋といった料理に舌鼓を打った。

 毎年恒例のイベントだったが、2021、22年は新型コロナウイルスの影響で中止に。今回は、これまで開催してきた下風呂漁港から、体育館内で食事が楽しめるよう会場を移した。

 村で水揚げされるアンコウは「風間浦鮟鱇」として地域団体商標登録されており、漁場が近いことから、全国でも珍しく生食が可能なのが特徴だ。

 会場にはともあえやラーメン、唐揚げなどのグルメが並んだほか、生きたアンコウに触れられるコーナーが設置され、来場者が持ち上げたり一緒に写真を撮ったりしていた。

 雪が降る中、地元漁師によるつるし切りも披露され、妙技に盛んな拍手が上がった。

 むつ市から家族で訪れた美濃雪菜ちゃん(4)は、ラーメンを味わいながら、「とってもおいしいよ」と笑顔だった。

 
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