Free地元の山菜ご賞味あれ 洋野2店舗でキャンペーン

「行者にんにくのローストビーフ丼」を味わう山口トシさん
「行者にんにくのローストビーフ丼」を味わう山口トシさん

洋野町山菜栽培研究会(下川原重雄会長)は1日、同町のはまなす亭とグリーンヒルおおので、地元産の山菜料理を提供するキャンペーンを始めた。両店とも期間限定の3品ずつをラインアップ。早速注文した来客が、春らしさを感じさせる逸品に舌鼓を打った。19日まで。

 山菜の地産地消と町内外へのPRを目的に、研究会が毎年この時期に開催。今回は、はまなす亭が「行者にんにくのローストビーフ丼」(税込み1500円)「うるいとエビのパスタ」(千円)「郷土汁と山菜天ぷら定食」(1200円)、グリーンヒルおおのは「山菜かき揚げそば」(900円)「山菜天ぷらセット」(1500円)「赤鶏のチキンソテー」(1200円)を用意した。

 はまなす亭では、開店と同時にイベントを待ちわびた町民らが次々と来店。ローストビーフ丼を注文した同町大野の山口トシさん(71)は「パンチが効いておいしい。期間中、ほかの料理も食べてみたい」と笑みをこぼした。

 「岩手県洋野町 発信」のタイトルでブログを運営している同町種市の麦沢忠美さん(63)は天ぷら定食の箸を進めながら「タラの芽が好き。“春を食べる”という感じかな。ブログで紹介したい」と話した。

 
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