Freeブレイズが女子IHチーム立ち上げ

八戸市内で開かれた女子アイスホッケー大会で熱戦を繰り広げる女子チーム。フリーブレイズレディースも、八戸の地から大舞台へ羽ばたけるか―(2016年12月)
八戸市内で開かれた女子アイスホッケー大会で熱戦を繰り広げる女子チーム。フリーブレイズレディースも、八戸の地から大舞台へ羽ばたけるか―(2016年12月)

女子にも広がれ、アイスホッケーの輪―。アジアリーグアイスホッケーの東北フリーブレイズが、女子チーム「FREEBLADES LADIES(フリーブレイズ レディース)」を立ち上げた。氷都・八戸では二つ目の女子チーム。15日から選手を募集し、今夏から活動を始める予定。アジアを舞台に活躍する一方、地域貢献にも尽力してきたブレイズが、競技の裾野拡大に向けて新たな挑戦を始める。
 ブレイズを運営する東北アイスホッケークラブ(中村考昭代表)が14日、発表した。
 現在、青森県内の女子アイスホッケーチームは、八戸市を拠点とする「八戸レッズ」のみ。同チームからは18年の平昌五輪に日本代表「スマイルジャパン」として出場した中村亜実さんをはじめ過去には複数の日本代表が巣立っているなど、トップ選手が育つ“土壌”はある。
 ただ、現状では、小学生まではクラブチームで活動できても、中学校では、中体連主催大会にアイスホッケー部員として出場できないなどの理由から、進学と同時に競技を続ける環境が不十分となり、辞めてしまう選手も少なくない。
 ブレイズレディースは、運営会社や市による八戸駅西口への多目的施設「フラットアリーナ」建設などを背景に、昨年から設立準備を進めてきた。チームは中学生以上の初心者から、一度競技を離れ、“ブランク”のある選手まで広く募集する。希望者を対象に、後日説明会を開き、チーム体制や練習などの概要を伝える予定だ。
 同クラブ八戸オフィスの坂下光事業部門長は、設立について「アイスホッケーは玄人がやるイメージも強いと思うが、レディースチームが女子の受け皿となることで、競技人口を増やせれば」と抱負。
 一方、既存チームの「八戸レッズ」も設立を歓迎しており、栃木榮志監督は「八戸市内に複数チームあれば、切磋琢磨できる」と利点を強調。八戸レッズ出身の元日本代表、鈴木あゆみさん=仙台市在住=も「将来的にあと1チーム増えて、市内で大会が開けるくらいになれば」と女子選手の環境改善へ期待を寄せた。
 レディースチームへの申し込みは、ブレイズ公式ホームページの入会申込書に記入の上、メール、もしくは郵送で受け付ける。問い合わせは同クラブ八戸オフィス=電話0178(71)1161=へ。