Free客自身のスマホで注文 飲食店向け電子メニュー開発/八戸

飲食店向けの電子メニューサービスをアピールする田中健代表=4月26日、八戸市内
飲食店向けの電子メニューサービスをアピールする田中健代表=4月26日、八戸市内

ウェブサイト制作などを手掛ける「ティードリームネットワークス」(南部町、田中健代表)は、飲食店向けの電子メニューサービスを開発した。客が自身のスマートフォンを使って商品を注文するシステムで、安価で必要な機材なども少ないことから、個人経営の飲食店などでも導入しやすいのが特長。田中代表は「従業員の負担軽減や、業務効率化による売り上げの増加などにも貢献できるシステムだ」と強調する。
 電子システムを活用している飲食店チェーンなどは増加傾向にあるが、個人経営の店ではコストや設備投資の面で導入のハードルが高いのが現状だ。
 田中代表によると、同社のサービスは、客が注文書に書かれたQRコードをスマホやタブレット端末で読み込んだ後、電子メニューのサイトにアクセスし、パスワードを入力して商品を注文する仕組み。店側は、パソコン1台とインターネット回線があれば利用可能だという。
 客にとっては、店員の忙しさに気兼ねせず、好きなタイミングで注文できるほか、1度注文した品をワンクリックで再び注文できるメリットがある。店側としては、注文を取る時間を省けるだけでなく、伝票管理が不要で、業務効率化が期待できる。さらに、数カ国語の表示ができるため、訪日外国人旅行(インバウンド)客への対応も可能だ。
 田中代表が開発に着手したのは4月初旬。取引先の石川県の飲食店から、業務負担の軽減につながるシステムを依頼されたのがきっかけだった。大手飲食店チェーンのタッチパネル式注文や、ネットショップの原理から着想を得て、システムを完成させた。
 「売り上げが順調でも、人手不足でシャッターを閉めざるを得なくなった店もある」と田中代表。「業務改善にも使えるので、青森県内の飲食店でも広く活用してほしい」とアピールした。
 導入費用は10万円(税抜き)からで、月々の維持費は5千円(同)から。問い合わせは、ティードリームネットワークス=電話0178(84)3685=へ。