Free再発防止へ対策協議 死亡ひき逃げ受け現場診断/八戸

事故の再発防止に向けて行われた現場診断
事故の再発防止に向けて行われた現場診断

15日、八戸市根城7丁目の市道で道路を渡っていた男性がはねられて死亡した事故を受け、八戸警察署(山田正昭署長)は20日、現場診断を行った。署員や交通安全団体の関係者らが現場を視察し、再発防止に向けた対策を協議した。

 事故は15日午後0時40分ごろに発生。乗用車が市道交差点で道路を渡っていた男性をはねて死亡させ、そのまま逃走した疑いがあり、同署はひき逃げ事件として乗用車の男を逮捕し、捜査を進めている。

 現場診断には署員をはじめ、市や八戸地区交通安全協会などの関係者約30人が参加。

 関係者は、現場の道路がゆりの木通りに斜めに合流する交差点であることから「車が直角に進行できるような停止線の表示の方がいい」「導流帯を引いた方がいい」などの意見を出し合った。今後、関係団体などで協議を進めて対策を講じる方針。

 同署の三浦正人交通官は「万一、事故を起こした場合は絶対に逃げず、けが人がいる際はすぐに救助、119番通報してほしい」と呼びかけた。

 
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