Free週間ダイジェスト(1月15~21日)

▽大学入学共通テスト終了
 志望校合格への第一関門となる大学入学共通テストは15日、理科と数学の試験を行い、2日間の日程を終えた。青森県内の8会場で目立ったトラブルはなかった。

 ▽六ケ所村がトップ、市町村民経済計算
 青森県は16日、2019年度の市町村民経済計算を公表した。1人当たりの市町村民所得は、核燃料サイクル施設が立地する六ケ所村が821万1千円(前年度比19・9%増)でトップ。

 ▽転作奨励金に支払い遅れ
 九戸村は16日、転作奨励金の村内農家への支払いが遅れていると明らかにした。職員のミスが原因。年末までに支給されるはずだった、136人に対する計8925万円が未払いとなっている。支給は早くても25日までずれ込む見通し。

 ▽青森―大阪線、4便化
 日本航空青森支店は17日、2023年度夏ダイヤ(3月26日~10月28日)で、青森―大阪(伊丹)線を1日3往復から4往復に増便すると発表した。三沢―東京(羽田)線の増便効果もあり、西日本から青森県内を訪れる観光客が増加したため。

 ▽森林放火で元町職員に実刑判決
 階上町内の林野2カ所に放火したとして、森林法違反の罪に問われた元町職員の男(40)の判決公判が18日、青森地裁八戸支部であり、内藤和道裁判長は「公共の危険の重大さ」を指摘し、懲役2年6月(求刑同3年6月)の実刑判決を言い渡した。

 ▽青森県が森林クラウドシステム運用へ
 青森県は4月から、「森林クラウドシステム」の運用を始める。県や市町村が組織ごとに管理していた森林情報を一元化し、各種申請や計画策定の効率化を図る。各組織が航空レーザーで測定した森林解析データも共有し、森林資源の利活用を促進したい考え。

 ▽知事選は6月4日投開票
 6月の任期満了に伴う青森県知事選で、県選管は19日、選挙日程について5月18日告示、6月4日投開票とすることを決めた。

 ▽三村知事が不出馬を表明
 青森県知事の三村申吾氏(66)は21日、青森市で会見し、次期知事選に出馬しない意向を正式に表明した。農林水産業や観光産業の振興など5期20年で取り組んだ政策が実を結んだとし、「コロナ禍でさまざまあったが、未来へのつなぎを果たすことができた」と判断理由を説明。政治活動を続ける考えは「現状ない」と述べ、政界引退も示唆した。

 
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