Free洋野町の活性化へ質問堂々 種市庁舎議場で「子ども議会」

洋野町の発展について質問、提言する生徒
洋野町の発展について質問、提言する生徒

洋野町内の児童生徒が町議会を模擬体験する「第5回ひろの子ども議会」が13日、町役場種市庁舎議場で開かれた。「子ども議員」は産業振興策などについて、理事者側へ堂々と質問、提言し、町活性化への関心を高めた。

 町教委が、子どもたちに町議会の役割や町政について学んでもらおうと実施。町立小中学校全11校の代表者が1人ずつ登壇した。

 一般質問では、漁業や財源の節減、交通安全など、自由な発想で提案。学校のトイレ個室に生理用品の無料設置を―との要望には、岡本正善町長が「種市中をモデル校として、前向きに準備を進める」と答弁した。

 議長を務めた、町立大野中2年の三本木結愛さん(13)は「子ども議会を通して、町の職員や議員の仕事内容に触れることができた」と理解を深めた様子。「町が若者のことも考えてくれていて、うれしかった。より良い町になるきっかけになれば」と達成感をにじませた。

 
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