人工冬眠で人命を救助 脳や臓器の損傷防ぐ

 サーモグラフィーカメラを使ったマウスの体温測定の様子。体温が低下し人工冬眠状態にあることを確認した=2022年4月、茨城県つくば市
 サーモグラフィーカメラを使ったマウスの体温測定の様子。体温が低下し人工冬眠状態にあることを確認した=2022年4月、茨城県つくば市
本来は冬眠をしないマウスに薬品を投与すると、しっぽが下がり動きが鈍くなった。体温と心拍数は低下したが、脳や臓器は機能を維持している。人工的な冬眠状態を作り出した瞬間だ。筑波大国際統合睡眠医科学研究機構(茨城県つくば市)の柳沢正史機構長は人間.....
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