Free賃上げ1万3200円要求へ 連合青森、物価高など考慮/23年春闘

2023年の春闘方針を決めた連合青森の闘争委員会=6日、青森市
2023年の春闘方針を決めた連合青森の闘争委員会=6日、青森市

2023年春闘へ向け、連合青森は6日、青森市で第1回闘争委員会を開き、前年より2800円高い月額1万3200円程度(増加率6・0%程度)の賃上げを要求する方針を決定した。加速する物価高などを鑑み要求額、増加率ともに過去最大となった。コロナ禍の長期化に加え、物価高や円安で収益が悪化する企業との交渉難航が予想されるが、塩谷進会長は「日本経済が安定的に成長する姿へステージを変えるためには賃上げが不可欠。この春闘がターニングポイントになる」と強調した。

 賃金を底上げするベースアップ(ベア)の要求は10年連続。要求額は連合青森などの調査を基に、青森県内の賃金情勢を踏まえ算出した。

 要求額の内訳は、定期昇給制度が確立していない場合、定期昇給相当分として3600円(増加率2・0%程度)、ベア分7200円(3・0%程度)、格差是正分2400円(1・0%程度)。定期昇給制度がある場合は賃金カーブを維持した上で、ベア分7200円と格差是正分2400円の計9600円程度の上積みを求める。

 18歳高卒初任給は、青森県経営者協会調査の23年3月卒初任給見込み男女平均16万1500円の水準到達を目標に掲げる。企業内全ての労働者を対象にした企業内最低賃金は、時給1150円以上を目指す。

 連合青森は30日に県経営者協会に労使交渉を申し入れる。3月4日には総決起集会を行い、同10日に同協会との労使交渉懇談会に臨む。

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