Free藤田君、少年野球の東北選抜に メモリアルカップの奮闘誓う/三沢

小桧山吉紀市長(右)と握手を交わして活躍を誓う藤田來夢さん
小桧山吉紀市長(右)と握手を交わして活躍を誓う藤田來夢さん

東北町や三沢市近郊の中学生で構成する硬式野球チーム「上北さくらリトルシニア」の藤田來夢(らいむ)さん(13)=三沢市立第二中2年=が、東北選抜のメンバーに選ばれ、沖縄県久米島で開かれる「2022 JTA・RAC久米島メモリアルカップ」(日新航空サービス主催、12月25~27日)に出場する。藤田さんは「守備に自信がある。自分のプレーでチームに勢いをつけて優勝したい」と意気込んでいる。

 監督を務める槙田真一さん(37)=東北町=によると、上北さくらリトルシニアは昨年結成し、現在の所属選手は23人。東北町などで週3、4日練習に励んでいる。59チームが出場して9、10月に秋田県で開かれた「第44回日本リトルシニア中学硬式野球協会東北連盟秋季新人東北大会」でベスト8入り。同チームの中心メンバーとなっている藤田さんが東北代表の一人として選出された。

 小学1年から野球を始めたという藤田さんは右投げ、右打ちの遊撃手。藤田さんについて槙田さんは「守備に加え、選球眼がよく出塁率も高い。(盗塁など)走塁技術もうまい」と目を細める。

 久米島メモリアルカップには、東北代表のほか、信越地方と関東地方から計8チームが出場予定だ。

 11月30日には藤田さんと母親の明日香さん(34)、槙田さんらが三沢市役所を訪れて小桧山吉紀市長に大会出場を報告。小桧山市長は「頑張る姿を後輩たちに見せてほしい。健闘を祈っている」と激励した。

 同チームからは東北町立上北中2年の和田陽音(はると)さんも東北選抜メンバーに選出されている。

 
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