Free金子ファーム(七戸)に最高賞 十和田で枝肉研究会

賞状を受け取る金子ファームの金子吉典専務(右)
賞状を受け取る金子ファームの金子吉典専務(右)

青森県配合飼料価格安定基金協会(金子春雄理事長)が主催する枝肉研究会が2日、十和田ミートプラントで開かれた。乳用種と乳用交雑種の計30頭の中から、最高賞のチャンピオン賞に金子ファーム(七戸町、金子吉行代表取締役)が出品した交雑種が選ばれた。

 飼育技術の向上と「あおもり牛」の銘柄確立の促進を目的に毎年開催している。牛はおおむね18カ月齢以上などが条件。乳用種と交雑種それぞれ15頭ずつ出品された。

 最高賞に選ばれた金子ファームの枝肉は去勢牛の664キロで、格付け等級はB―5。審査委員から肉の形状や肉質のバランスが評価された。賞状を受け取った金子吉典専務は「農場の乳牛から生まれた牛が5等級の枝肉になったのはうれしい。みんなで勝ち取った賞」と喜びを述べた。

 優秀賞には金子ファームの乳用種、坂田弘志さん(東北町)の交雑種が各1頭選ばれた。

 
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