Free想像巡らせオリジナル絵の具 現美で学校向けプログラム/十和田

オリジナルの絵の具作りに挑戦する児童
オリジナルの絵の具作りに挑戦する児童

十和田市現代美術館(鷲田めるろ館長)で11月25日、「がっこう⇔げんび おでかけバス」が行われた。市立四和小の1~4年生18人が、美術館の展示作品をイメージしたオリジナルの絵の具作りに挑戦した。

 市内の小中学校と現代美術館をつなぐ取り組みとして、2015年度から実施。八戸市を拠点に子ども向けの芸術教育活動を行う造形教室「アートイズ」と協同し、最先端のアートに親しみ、作品の楽しみ方や創作の喜びを体験する機会を提供している。

 児童は3、4人ずつの班に分かれ、それぞれテーマとなる常設展示を鑑賞。スケッチやメモを取りながら、じっくりと作品の世界に浸った。絵の具作りでは、複数の色を混ぜたり、ラメや砂を加えたりして、鑑賞した作品を自分なりに表現。手を絵の具まみれにしながら夢中になって作業した。

 4年の工藤暖万(はるま)君(10)は「人がたくさん肩車をしている作品を見て、噴水みたいな形できれいだと思った。絵の具もきれいにできて楽しかった。また美術館にも遊びに来たい」と楽しそうに話した。

 
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