Free階上の巨木、じっくり観察 「売り込み隊」案内役に

「平内のホウノキ」などを紹介した「冬の巨木めぐり」
「平内のホウノキ」などを紹介した「冬の巨木めぐり」

はしかみ観光ネットワーク(佐京忠史会長)は11月26日、階上町内に点在する木々を紹介する「冬の巨木めぐり」を開いた。八戸市などから15人が参加し、古木の堂々たる姿を夢中で写真に収めた。

 町内のボランティアガイドなどを行う「階上売り込み隊」が案内役を務め、9カ所で見どころなどを解説。スギ林に立つ「平内のホウノキ」は推定樹齢不明ながら幹回り7・65メートル、樹高20メートルで青森県内最大級。参加者は3本の株立ちになっている様子をじっくりと見つめた。「登山口のケヤキ並木」や「銀杏木窪(いちょうのきくぼ)の大銀杏」なども巡り、樹木や町の歴史に触れた。

 来年度には「第33回巨木を語ろう全国フォーラム青森・階上大会」が予定されている。同隊の伊藤武男会長は「冬は落葉して木の姿が観察しやすい。全国フォーラムに向け、町や巨木の魅力発信に力を入れていきたい」と意欲を見せた。

 
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