Free北海道沖に北朝鮮ICBM 日本海EEZ内落下か

 4月25日、平壌の金日成広場で行われた、朝鮮人民革命軍創建90年記念日の軍事パレードに登場した新型ICBM「火星17」。4月26日付の北朝鮮の労働新聞が掲載した(コリアメディア提供・共同)
 4月25日、平壌の金日成広場で行われた、朝鮮人民革命軍創建90年記念日の軍事パレードに登場した新型ICBM「火星17」。4月26日付の北朝鮮の労働新聞が掲載した(コリアメディア提供・共同)

【ソウル共同】防衛省は18日、北朝鮮が同日午前10時14分ごろ、朝鮮半島西岸付近から1発の大陸間弾道ミサイル(ICBM)級弾道ミサイルを東方向に発射したと発表した。岸田文雄首相は、ミサイルが北海道西側の日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したとみられると明らかにした。北朝鮮によるミサイル発射は2日連続。

 海上保安庁はこれに先立ち、ミサイルは同11時20分ごろ、北海道渡島大島の西約210キロの周辺海域に落下する見込みだと発表した。

 北朝鮮は、米本土を狙うICBMの技術向上を図るとともに、連携を強める日米韓3カ国をけん制する狙いがあるとみられる。

 岸田首相は発射を受け、国民への迅速・的確な情報提供と、船舶や航空機の安全確認、不測の事態への態勢確保の3点を関係省庁に指示した。

 米国は13日の日米韓首脳会談で日韓への拡大抑止強化を表明。これに対し、北朝鮮の崔善姫外相は17日に発表した談話で、米国が拡大抑止強化に執着すれば「正比例してわれわれの軍事的対応は一層猛烈になる」とけん制していた。

 北朝鮮は17日午前にも、東部江原道元山付近から日本海に短距離弾道ミサイル1発を発射。約240キロ飛行し、防衛省によると日本のEEZ外に落下したとみられる。

 北朝鮮は3日、ICBMを発射、最高高度約2千キロで約750キロ飛行した。韓国軍は新型の「火星17」が正常な飛行に失敗したとの見方を示していた。

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