Free「神経締め」で魚の鮮度維持 久慈で漁業者ら講習会

魚の神経締めを学ぶ漁業者ら
魚の神経締めを学ぶ漁業者ら

久慈市漁協(川戸道達三組合長)は10月24日、久慈地域の漁業者らを対象に、魚の処理方法である「神経締め」の講習会を開いた。魚の死後硬直を遅らせることで鮮度を保つ技術として注目されており、関係者約50人が新たな技を習得して、魚の付加価値を高める方策を探った。

 神経締めは、魚のえらを切って水槽で脱血処理をした後、頭に穴を開け、背骨に沿ってワイヤを差し込んで神経を壊す方法。

 釜石神経締め研究会の佐々木洋裕会長らが久慈市営魚市場を訪れ、活魚の神経締めを実演。久慈地域の漁業者らも指導を受けながら体験した。実演に先立ち、岩手大の研究者2人が、神経締めによる鮮度維持効果などについて講演した。

 久慈市では、主力魚種の秋サケなどの不漁で水揚げ減少が続き、水産業回復が大きな課題となっている。市漁協の大向幸弘参事は「神経締めは魚の商品価値を高めるために必要なもの」と述べ、普及に取り組んでいく考えを示した。

 参加した漁業者らは「作業は面倒ではなかった。消費者が満足する商品を提供したい」「一度習ってみたかったので講習会があって良かった」と話した。

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