Free移ろう四季、奥行きある色彩で 椛沢さん顔彩画展/八戸

奥行きある豊かな色彩が魅力の椛沢秀夫さんの顔彩画展。右上は最も力を入れたという「厳冬3」
奥行きある豊かな色彩が魅力の椛沢秀夫さんの顔彩画展。右上は最も力を入れたという「厳冬3」

八戸市在住の画家、椛沢秀夫さんの顔彩画展が、同市三日町のさくら野百貨店5階美術工芸サロンで開かれている。日本画に使われる絵の具・顔彩で描いた作品76点を展示。奥行きある豊かな色彩が、訪れる人を魅了している。31日まで。

 顔彩は水彩に近いタッチで、よりきめ細やかな表現ができるのが特徴。森や山、シダレザクラやモクレンといった植物など、自然を題材に美しい四季の姿を捉えた絵が並ぶ。

 十和田湖の十和田神社へ向かう道を描いた「厳冬3」は、ブラッシングと呼ばれる技法を用いながら、厳粛な冬の様子を表現した。椛沢さんは「特に力を入れた作品。ぜひ注目してほしい」と話している。

 入場無料。時間は午前10時~午後6時半(最終日は同3時)。

 28~31日は同店6階催事場で、椛沢さんが主宰する絵画教室受講生の作品も展示する。

 
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