Free神戸中華街の点心販売 十和田DMO、兵庫と連携 相互の観光推進へ

ほかほかの点心をPRする十和田奥入瀬観光機構の職員=21日、十和田市
ほかほかの点心をPRする十和田奥入瀬観光機構の職員=21日、十和田市

市街地回遊やにぎわいづくりを促進しよう―と、十和田市版DMO(観光地域づくり推進法人)十和田奥入瀬観光機構は21日、同市稲生町のアートステーショントワダ内で、神戸市の中華街・南京町にある点心専門店「天獅堂」の人気商品3品の販売を始めた。兵庫県域版DMO「ひょうご観光本部」と連携した企画の第1弾。今後も相互の観光推進に向けた取り組みを展開する考えだ。

 フジドリームエアラインズの青森―神戸線が2020年3月に就航。利便性が向上したことで、青森、兵庫両県の地域間交流が進んでいる。

 販売するのは秋冬に合わせた温かいメニューで、豚の角煮をもちもちのパオではさんだ「龍鳳さんの角煮バーガー」(税込み400円)、角煮やシイタケ、干しエビなどが入った「龍鳳さんの肉ちまき」(同)、具材たっぷりの「叉焼チャーシュー豚まん」(同300円)。それぞれ4、5個入りの冷凍品も取り扱う。

 機構の担当者は「今後は兵庫県で、奥入瀬渓流の氷瀑ツアーの宣伝や物産品販売などの実施を検討している」と話している。

 営業は12月末まで。平日は午前11時~午後6時半、土日・祝日は午前10時~午後5時半、ラストオーダーは30分前。定休日はない。 

 
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