FreeミニSL乗車や沿線グルメ屋台 銀河鉄道まつりにぎわう/一戸

ミニSLの乗車体験を楽しむ来場者
ミニSLの乗車体験を楽しむ来場者

IGRいわて銀河鉄道(浅沼康揮社長)は15日、一戸駅周辺で「銀河鉄道まつり」を開いた。作業用車両の乗車体験や、「漆」と「縄文」のラッピング列車の展示など多彩な企画を、多くの家族連れが楽しんだ。

 イベントは3年ぶり。一戸町の御所野遺跡の世界文化遺産登録1周年を記念し、同町で初めて開催した。

 会場となった駅周辺の駐車場では、架線の保守点検に使う作業用車両や、ミニSLに乗車できるコーナーが設けられた。沿線のご当地グルメの屋台販売もあり、終日にぎわいを見せた。

 近くの町体育館では、鉄道の写真や模型を展示。IGRのイメージキャラクター「ぎんがくん」「きらりちゃん」や二戸地域のゆるキャラとの記念撮影、一戸中の吹奏楽部の演奏会も行われ、注目を集めた。

 同町の会社員大谷康子さん(38)は長女歩乃ちゃん(7)と一緒に来場。「鉄道の魅力に触れられるイベントはあまりないので、楽しかった」と話した。

 
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