Free木の根元から白い蛇? 正体はキヌガサタケ 二戸の岩舘さん発見

「白い蛇のように見えた」というキヌガサタケを手にする岩舘和英さん
「白い蛇のように見えた」というキヌガサタケを手にする岩舘和英さん

漆の木の根元から白い蛇現る? 二戸市浄法寺町の漆掻き職人岩舘和英さん(72)が12日、同市福田の作業現場で蛇のような白い物を見つけた。正体はキノコ「キヌガサタケ」と判明したが、岩舘さんは「白い蛇は神様の使いと言われるので、吉兆かもしれない」と喜んでいる。

 岩舘さんは雨の影響で作業を休んでいたが、約1週間ぶりに安比川近くの現場に出向いたところ、キノコに気付いた。長さ25センチほどで、かさの重みを支え切れなくなったのか、草の上に倒れた状態だった。

 キノコに詳しい同市の角田良一さん(74)によると、キヌガサタケはスッポンタケ科。かさからレース状の白い網が伸び、柄を包むように垂れ下がる外観が特徴だ。二戸地域に限らず広く分布する。「独特な形なので初めて見る人は珍しく感じるかも」と話す。

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