Freeさかなクンに会えた! 魚の生態、ユーモア交え解説/おいらせ

イラストを描きながら魚の生態について解説するさかなクン
イラストを描きながら魚の生態について解説するさかなクン

タレントで魚類学者のさかなクンが13日、おいらせ町民交流センターアリーナで講演した。町民231人に向け、魚の生態や環境問題についてユーモアを交えながら解説した。

 町民を対象とした、著名人の講演会「おいらせの学びカレッジ一般講座」(町教委主催)の一環。毎年5回ほど開講していたが、新型コロナウイルスの影響もあり3年ぶりに行った。

 トレードマークのハコフグの帽子に白衣姿で登場したさかなクン。サケやサンマなど身近な魚のイラストを描き、生態や名前の由来についてクイズを出題しながら熱弁した。

 マトウダイ(馬頭鯛)の名前の由来については、諸説ある中から「口を伸ばすと馬の頭のように見えるから」と紹介。用意していたマトウダイの口を実際に伸ばして見せると、参加者からは歓声が上がった。

 深刻化する海洋ごみ問題には「ごみを決められた場所に捨てるなどし、水の生活を守りましょう」と呼びかけた。

 町立木ノ下小2年、海老根蓮(えびねれん)君(7)は「大好きなさかなクンに会えた。これから魚のことをもっと勉強したい」と笑顔を見せた。

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