米国ニューヨーク出身で３Ｄアートの第一人者、チャールズ・ファジーノさんの「３Ｄアート展」が１１日、八戸市三日町のさくら野百貨店八戸店５階美術工芸サロンで始まった。カラフルで躍動感あふれる飛び出すアートが、来場者の目を引いている。１７日まで。

　ファジーノさんは、シルクスクリーン版画を何層も重ねる独自の技法で作品を制作。メジャーリーグオールスターゲームや、グラミー賞などのイベントの３Ｄアートも担当した。

　会場には、ニューヨークの街並みをテーマにした作品や、富士山と象徴的な建造物などを合わせた作品など約４０点が並ぶ。大谷翔平選手やイチローさんの直筆サインの回りに、ペイントアートしたボールも注目を集める。

　ファジーノさんの作品を取り扱う代理店スタッフの長谷川克之さんは「遊び心があり、わくわくするアート。ぜひご覧になって元気になってほしい」と話す。

　入場無料。時間は午前１０時～午後６時半（最終日は同３時）。