Freeコハマギク、潮風にゆらり 8日は「寒露」

種差海岸では、かれんなコハマギクが冷たい潮風に揺れていた=7日、八戸市
種差海岸では、かれんなコハマギクが冷たい潮風に揺れていた=7日、八戸市

きょう8日は二十四節気の一つ「寒露(かんろ)」。秋が深まり、草木に冷たい露が降りるころとされる。7日、八戸市の種差海岸では、見頃を迎えたコハマギクの白い花が潮風に揺れていた。

 コハマギクは、関東以北の太平洋側に分布する多年草。海岸に生育するキクの仲間では最も小さい。

 この日は午後から雨が降るなど肌寒い一日に。中須賀の遊歩道では、散策中の人がかれんな花に見入っていた。

 十和田市から友人と訪れた山端孝子(こうこ)さんは、「コハマギクを見ると、季節の移り変わりを感じる。薄いピンク色のものもあって、かわいいですね」と目を細めていた。

 
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