Free長期航海終えたくましく 八水高実習船、八戸に帰港

実習生代表であいさつする駒谷来夢さん(中央)
実習生代表であいさつする駒谷来夢さん(中央)

米国・ハワイ北西海域でマグロはえ縄漁の実習などを行った、青森県立八戸水産高(嵯峨弘章校長)水産工学科2年生20人、専攻科13人らを乗せた実習船「青森丸」(660トン)が3日、八戸港に戻った。館鼻岸壁で帰港式が開かれ、長期航海を終えた生徒が、たくましくなった姿を保護者らに披露した。

 青森丸は8月5日に出港。5回操業したほか、機関当直、漁業生物・海洋調査、漁具製作などの実習も行った。漁獲したメバチマグロなど約2・7トンは、5日に三崎港(神奈川県)に水揚げされる。

 保護者ら約50人が出迎えた帰港式では、嵯峨校長と生徒会長がねぎらいのあいさつ。実習生を代表し、駒谷来夢さん(水産工学科2年)が「航海で漁業の楽しさを感じることができた。自分たちで取ったマグロはおいしかった」と述べた。取材に対し「父親が漁師なのでそれを継げるように勉強して立派な漁師になりたい」と決意を新たにした。

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