田子町の恒例イベント「にんにくとべごまつり」（実行委員会主催）が１日、創遊村２２９スキーランドで始まった。特設会場では来場者が田子牛のバーベキューを味わったり、ニンニクにちなんだアトラクションを楽しんだりしている。２日まで。

　新型コロナウイルスの影響で３年ぶりに開催。バーベキューの焼き台を例年より減らしたほか、入場時の検温、田子牛の丸焼きの中止など感染予防策を講じた。

　初日は晴天に恵まれ、野外のバーベキューコーナーでは、多くの家族連れが肉や野菜を焼いて味わう姿が見られた。

　八戸市から家族で訪れた境藤怜志さん（４１）は「これまでに５回くらい来ている。おいしい肉と自然を楽しみながら、家族でゆっくりと過ごせる」と満足げだった。

　実行委の釜渕嘉与委員長は「例年より規模を縮小したが、来てくれる人の期待に応えられるまつりにしたい」と力を込めた。

　最終日の時間は午前１０時～午後３時。