Free朝のニュースダイジェスト(9月30日)

【ドクヘリ、2機体制から10年】
 医師がヘリコプターで現場に駆け付ける、青森県ドクターヘリの運用が2機体制になってから、10月1日で10年。県内では八戸市立市民病院と県立中央病院(青森市)を拠点に県内全域をカバーし、10年間の出動件数は計約7500件に上る。

 【福士文具、閉店へ】
 八戸市十三日町の老舗・福士文房具店が、10月31日に閉店する。新型コロナウイルスの感染拡大や、店の向かいに位置する「三春屋」閉店の影響で来店客が減少し、売り上げが低迷。近くの商業ビル「チーノはちのへ」で再開発が始動する見通しとなったものの、客足が一層鈍る可能性もあることから、事業の完了を待たずに廃業を決断した。

 【チーノ、30日に営業終了】
 八戸市の商業ビル「チーノはちのへ」が30日、営業を終了する。1980年に「八戸スカイビル」として誕生したビルは、核テナント撤退後の2003年9月にチーノとして再出発。中心街ににぎわいを創出してきた。ただ、人気テナントの移転や閉店が相次ぎ、経営環境は次第に悪化。建物の老朽化も進み、再開発へとかじを切った。

 【マス倫、全国大会始まる】
 新聞社や放送局などでつくるマスコミ倫理懇談会の第64回全国大会が29日、盛岡市のホテルで始まった。テーマは「『コロナ』『戦争』『フェイク』『災害』 私たちは立ち向かっているか」。起訴後の実名報道が可能になった18、19歳「特定少年」の報道の在り方などについて、編集責任者や記者らがテーマごとの分科会で考察した。

 【蕪島でネズミの実態調査】
 ウミネコの繁殖地として国天然記念物に指定されている八戸市の蕪島で、市教委が、海鳥の生息を妨げる可能性のあるネズミの実態調査を進めている。ネズミを捕獲し、種類や生息数などを調べる。

 
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