Free【トップインタビュー】八戸液化ガス・平野薫代表取締役社長/暮らしを提案する企業

平野薫代表取締役社長
平野薫代表取締役社長

地元企業の人材確保や地元就職の促進に向けてデーリー東北新聞社が企画する「リクルートラウンジ」。経営トップのインタビューを順次紹介する。

 ―会社の現状は。
 カーボンニュートラル社会の実現に向け、本年度からカーボンニュートラルLPガスの取り扱いを始めた。ライフラインの一翼を担う企業としての使命感を持ち、引き続き安全で安定的でクリーンなエネルギー供給に尽力する。
 カルチャースクールや再生可能エネルギー事業、電力販売、家事代行サービス、アグリ事業、コインランドリーなども手がけ、グループ会社では不動産事業や保険の窓口事業も担っている。地域社会の変化や生活者ニーズの多様化に合わせ、暮らしを提案する企業へと転身を図っていく。

 ―経営理念は。
 経営理念の筆頭は「地域のために貢献する」。地域の生活、文化、産業の発展なくしては、会社の発展もあり得ない。エネルギー供給や文化事業などを通じて地域に根を張り、貢献する会社を目指す。

 ―求める人材は。
 人材育成は最重要テーマの一つ。「人材ビジョン6C」として、いずれも英語でCから始まるチャレンジャー(挑戦)、チェンジャー(変化)、コミュニケーション、コントリビューター(貢献)、コラボレーター(協働)、コーチ(行動規範)を掲げている。さまざまなことに挑戦する意欲のある人と働きたい。

 ―コロナ禍の先を見据えた経営戦略は。
 ガスメーターの自動検針化が昨年完了した。今後もDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、EC(電子商取引)の拡大など新サービスにつなげたい。業務システムの見直しも進め、残業ゼロを目標に合理的で効率的な仕事の方法に変えていく。

 
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