Free青森県職員の再就職67% 課長級以上、57人中52人

青森県は31日、2021年度に退職した県職員の再就職状況(7月31日現在)を公表した。臨時的任用職員、会計年度任用職員を除く208人のうち141人が再就職し、再就職率は前年同期比14・4ポイント増の67・8%だった。課長級以上では退職者57人のうち9割以上の52人が再就職し、部長級11人は、これまで歴代の部長級が務めた県内企業や、県が出資する公社の要職に就くケースが目立った。

 141人の再就職先の内訳は、県が66人(再任用59人、会計年度任用職員など7人)。県以外では、国・地方公共団体13人、地方独立行政法人4人、公社など11人、その他民間団体など47人だった。

 課長級以上は県が23人(再任用21人、会計年度任用職員など2人)、国・地方公共団体1人、地方独立行政法人1人、公社など8人、その他民間団体など19人。

 県人事課は「県としてあっせんや推薦は行っておらず、退職した職員と再就職先のやり取りの結果」としている。

 県は透明性を高め、公正な行政執行を確保するため、07年度の退職者から再就職状況を公表。課長級以上については県ホームページで氏名や再就職先を明らかにしている。

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