Free【あの日の紙面】1974(昭和49)年10月29日

あの日の紙面
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八戸前沖に姿を現したソ連船団の大型漁船が、八戸港のイカ釣り漁船のシーアンカーを切断する事故が発生した。海上自衛隊八戸航空基地の対潜哨戒機が確認したところよると、船団の規模が例年になく大がかりであることが分かった。

 ソ連船団は、毎年8月ごろから北海道沖で操業。サバの魚群が南下するのに合わせ、移動している。この年も、再三にわたって日本漁船とのトラブルがあったという。

 記事では、八戸港の漁業関係者がイカ、サバの漁場がソ連船団と競合することから警戒を強めている―と伝えている。

 
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