十和田市の市民団体「とわだわくわく子育て応援隊」（木村明美代表）は１２日、市民交流プラザ「トワーレ」で第１回子育て講座を開いた。同市出身で、静岡市で児童発達支援施設を運営する岡山晃一郎さんが講演し、子どもが困った行動を取った時の接し方などをアドバイスした。

　同隊は教育や保健、療育などに関わってきた有志５人で６月に発足。本年度の市の「元気な十和田市づくり市民活動支援事業」の補助金３０万円を受けており、今回のほか、１１月にも講座を行う予定。

　同日は２回の講演で、子育て中や保育施設で働く市民ら計約３０人が参加した。

　岡山さんは、人は行動が注目されると、その行動をすることが増えると指摘。暴れるなど子どもが問題ある行動をした時は、過度に注目して叫びながら注意したりせず、淡々と関わるよう助言。反対に、手伝いなど、してほしい行動をした際は、頭をなでたりしながら褒めるよう勧めた。

　また、着替えなど子どもに身に付けさせたいことは、やる行程を小刻みに分け、最後の行程から徐々に教える方法を紹介した。

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