下北半島の新鮮な海の幸を、バーベキュー感覚で気軽に楽しめる「浜焼き」スペースが２０日、むつ市の下北名産センターにオープンした。下北地域では初の試みで、陸奥湾産のホタテや津軽海峡産のイカなどを炭火で味わえる。

　同市の一般社団法人「しもきたＴＡＢＩあしすと」（理事長・宮下宗一郎市長）が観光庁の補助事業を活用して手がけ、ドライブ観光で気軽に立ち寄れるスポットを目指す。

　４人掛けのテーブルを６卓用意。ホタテ３枚やイカ半杯、男爵いも、ニンニクなどが付く３～５千円の食材セットと、場所代千円で利用できる。センターで購入した食材や飲料も楽しめる。

　初日は開店から数組の利用客が訪れ、香ばしい匂いを漂わせながら、熱々の海鮮を頰張った。

　坂井隆事務局長は「取り組みがうまくいけば、来年以降はロードサイドなどにも浜焼きスポットを増やしていきたい」と語った。

　営業は１０月１０日までの土、日曜、祝日限定。時間は午前１０時～午後３時。受け付けは同２時まで。

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