Freeお手製キムチベース スンドゥブをレトルトに 八戸の仏レストラン「ボワラ」

新商品「ボン・スンドゥブ」をPRする清水桂さん
新商品「ボン・スンドゥブ」をPRする清水桂さん

八戸市のフレンチレストラン「ボワラ」は、韓国料理のスンドゥブをレトルト商品にした「ボン・スンドゥブ」の販売を開始した。昨年誕生した「ボン・キムチ」に続く商品。新型コロナウイルスの感染拡大で、来店客が減少傾向にあることから、国の小規模事業者持続化補助金を活用して商品化した。店主の清水桂さん(45)は「家庭で気軽に本格的な味わいを楽しんでもらいたい」とPRする。

 清水さんは、かつて東京の韓国料理店に勤務していた経歴を持ち、当時のレシピを再現、改良した。商品名にある「ボン」はフランス語で「良い」「上手」を意味する。

 スンドゥブは、田子町産ニンニクや八戸市産のリンゴ、トゲクリガニやヒラメなどを使ったブイヤベースによる、お手製のキムチがベース。濃厚な魚介のうまみと野菜の甘みを引き出した。簡単な調理が必要で、鍋に移して温めた後、絹豆腐と生卵を入れて完成となる。

 商品は今月から販売開始。価格は1袋230グラム入り1050円(税込み)。ボワラのほか、同市「はっち」内のチーズデイ、同町ガーリックセンターで取り扱っている。

 清水さんは「スープのバランスが良く、辛さが苦手な人も食べられる商品になった」と笑顔。「コロナ禍で飲食店はまだまだ厳しい状況が続いている。これからも次々と仕掛けて、ボワラの料理を多くの人に味わってもらいたい」と力を込めた。

 問い合わせは、ボワラ=電話0178(80)7558=へ。

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