Free光星、延長力尽く 3年ぶり16強ならず/夏の甲子園

健闘及ばず延長サヨナラ負けを喫した八学光星ナイン。アルプスへのあいさつを済ませると、涙を流しながらベンチに引き上げた=12日、阪神甲子園球場
健闘及ばず延長サヨナラ負けを喫した八学光星ナイン。アルプスへのあいさつを済ませると、涙を流しながらベンチに引き上げた=12日、阪神甲子園球場

兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われている第104回全国高校野球選手権に青森県代表として出場した八学光星は12日、愛工大名電(愛知)との2回戦に臨み、延長十回の接戦の末、5―6で惜敗した。2019年以来、3年ぶりの16強入りはならなかった。

 八学光星は初回に守りのミスから1失点。三回に同点に追いつくと、五回には佐藤航太がランニングソロ本塁打を放つなど打線が奮起し、七回までに4点のリードを奪った。

 ただ、勢いもここまで。直後の守備から投手陣が攻略され、一気に4点を失った。同点で迎えた延長十回には、三塁打を含む2安打を浴びサヨナラ負け。メンバー入りした全5投手の継投も実らなかった。

 一塁側アルプススタンドにはベンチを外れた野球部員や吹奏楽部員ら在校生、選手の保護者、OBらが集結。拍手や声援で選手を鼓舞し、緊張感のある試合を最後まで見守った。

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