Free薄紅色の花、美しく 八戸・対泉院で「古代ハス」開花

薄紅色の古代ハスに見入る参拝者=6日午前10時ごろ、八戸市
薄紅色の古代ハスに見入る参拝者=6日午前10時ごろ、八戸市

きょう7日は、二十四節気の一つ「立秋」。夏が盛りを迎え、秋の気配が出始める頃とされる。6日の八戸市内は時折日差しが強かったものの、最高気温は25・1度と過ごしやすい一日に。八戸市新井田の対泉院では、「古代ハス」が薄紅色の花をつけ、参拝客の心を和ませている。

 1951年に千葉県にある約2千年前の地層から見つかった種子が発芽したもの。携わった植物学者の大賀一郎氏にちなんで、「大賀ハス」とも呼ばれる。発掘に市内の業者が関わった縁で、後にこの地に移植された。

 上田祥悦住職(75)によると、今年は先月末ごろから花が開き始めた。例年よりやや少なめという。8月中旬にかけ見頃となり、秋の彼岸辺りまで楽しめそうだ。 市内の祖父宅に帰省中という千葉県の大学生嵯峨紬希(さがゆき)さん(19)は、「大きさも高さもあってびっくりした」と話していた。

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