Freeウクライナ避難民に義援金 工大二高生、文化祭などで募金

ウクライナから洋野町に避難している4人と義援金を手渡した八戸工大二高の生徒
ウクライナから洋野町に避難している4人と義援金を手渡した八戸工大二高の生徒

社会福祉の推進に取り組む八戸工大二高(明石進校長)の生徒が3日、ウクライナから洋野町に避難している4人に対し、義援金3万7860円を贈った。

 4人は、同町(旧大野村)出身で第2次世界大戦後、ウクライナで生存が確認された元日本陸軍兵士の故上野石之助さんの親族。

 生徒たちは、総合的な探究の時間で子ども食堂をテーマに活動する2年生5人。7月中、下旬に行われた文化祭や体験入学で募金を呼びかけた。

 代表生徒3人が町役場大野庁舎を訪ね、4人に義援金を手渡した。中島千彩瞳(ちさと)さん(16)は「交流できたことを誇りに思う。町内での生活支援につなげられて良かった」とあいさつ。避難民のロハチョーバ・レーナさん(46)は「若い皆さんが気にかけてくれることを頼もしく思う」と謝意を示した。

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