Free週間ダイジェスト(7月17~22日)

▽小川原湖でオスプレイ訓練
 米軍横田基地(東京)所属の輸送機CV22オスプレイが18日夜、東北町の小川原湖に飛来し、救難訓練を実施した。昨年10月以来、約9カ月ぶり。事前通告で訓練は午後6時から9時半までの予定だったが、三沢防衛事務所は9時半以降も回転翼のような音を確認。予定時間を超えて行われたとみられる。

 ▽撤去完了1カ月遅れ
 八戸港沖で昨年8月に発生したパナマ船籍の貨物船座礁事故で、船主側は19日、来年1月末までに船体撤去に関わる全作業の完了を目指すとの見通しを明らかにした。悪天候や船内に残る油の回収などに時間を要し、従来より1カ月遅れる。

 ▽仕切り弁誤認し操作か
 使用済み核燃料再処理工場(六ケ所村)で2日に高レベル放射性廃液貯槽が一時冷却できなくなった問題で、日本原燃は19日、工事で出入りしていた協力会社の作業員が2系列ある冷却水設備の仕切り弁を誤認し、本来は開けたままにしておくバルブを閉めたのが原因と推定される―との調査結果を明らかにした。

 ▽呉さん受賞ならず
 第167回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が20日、東京で開かれ、3度目の直木賞候補となっていた八戸市出身の呉勝浩さん(40)=大阪市在住=の「爆弾」(講談社)は受賞を逃した。

 ▽光星3年ぶり頂点
 第104回全国高校野球選手権青森大会最終日は22日、弘前市はるか夢球場で決勝が行われた。12年ぶりの八戸地区勢対決となった頂上決戦は、八戸学院光星が6―5で八戸工大一を下し、3年ぶり11度目の優勝を飾った。全国高校野球選手権大会は8月6~22日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われる。

 ▽感染対策して開催
 八戸三社大祭運営委員会(塚原隆市会長)は22日、八戸市で全体会議を開き、新型コロナウイルス感染拡大で3年連続中止とした神社行列と山車の合同運行の代替行事などについて、感染防止対策を行って開催する方針を確認した。通常の祭り期間である31日から8月4日に実施。全27山車組が共同制作した移動型山車の運行は、31日午後5~7時に市中心街で行う。

 ▽ムラサキイカ初水揚げ
 中型イカ釣り漁船が北太平洋で漁獲した船凍ムラサキイカが22日、八戸港に今季初めて水揚げされた。5~7月までの操業で、数量は72トン。入札の結果、耳取り(胴体)に昨年の倍以上の値が付くなど、全体的に高値で取引された。

 
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