Free12年ぶりにプール再開/野田・十府ケ浦海岸

海水プールで水しぶきを上げて遊ぶ子どもたち
海水プールで水しぶきを上げて遊ぶ子どもたち

東日本大震災の津波被害を受けた野田村の十府ケ浦海岸で23日、夏限定の人工海水プールがオープンした。地元の子どもたちが歓声を響かせ、夏を楽しんだ。2010年以来12年ぶりの開設で、ようやく十府ケ浦に活気が戻った。

 震災後、周辺で進められていた防潮堤工事などが完了したことで、再開できる環境が整った。村は「海水プール復活を弾みに、十府ケ浦ににぎわいを取り戻したい」と強調し、広く来場を呼びかけている。

 浜辺の一角を掘り下げて造った約15メートル四方のプールと、幼児向けプールを設置。海水は海からポンプでくみ上げる。近くに仮設トイレと簡易シャワーを備えている。

 初日は、村内の家族連れらが訪れた。子どもたちはプールに入ると、大きな水しぶきを上げて喜び、海水の感触を楽しんだ。野田村保育所年中の北田新太ちゃん(4)は「とても気持ちがいい。水をバシャバシャするのが楽しかった」と笑顔を見せた。

 利用無料。開設期間は最長で9月中旬まで。時間は午前9時~午後3時。悪天候などの場合は利用できない。問い合わせは、村未来づくり推進課=電話0194(78)2963=へ。

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