Free八戸液化ガスが農業参入 七戸でキクラゲ栽培

太陽光パネル下のスペースで栽培するキクラゲ。今後は市場や飲食店向けに出荷される=13日、七戸町
太陽光パネル下のスペースで栽培するキクラゲ。今後は市場や飲食店向けに出荷される=13日、七戸町

LPガスや石油などの販売を手がける八戸液化ガス(八戸市、平野薫社長)が、キクラゲの菌床栽培を進めている。農業分野への本格参入を見据えた取り組み。10月までに1トンの収量を見込む。ほかの作物の栽培も検討しており、同社は「持続可能な農業の在り方を模索していきたい」としている。

 同社は近年、本業に加え、コインランドリーの運営事業などを展開。2014年には太陽光発電事業も始めた。

 キクラゲの栽培も事業の多角化を目指す取り組みの一環。太陽光パネル下のスペース活用して農業を行う「営農型太陽光発電」の先進事例を参考に、同社としてもキクラゲを試験栽培することとした。

 品種は、肉厚でこりこりとした食感が特徴の「アラゲキクラゲ」を採用。同社七戸営業所内にある太陽光パネルの下にブロック型の菌床1千個を設置し、6月に栽培を始めた。

 収穫したキクラゲは「七戸きのこファームキクラゲ」として売り出し、青果市場や飲食店などへの出荷も計画。13日に七戸町の道の駅しちのへで先行販売した商品は、消費者から高い評価を得たという。

 同社で栽培事業を担当する創造システム課の石橋元平課長は「キクラゲの販路を広げるとともに、ほかの作物の栽培も考えたい」と強調。今後も農業ビジネスを拡大していく考えを示した。

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