Free地域間交流、土器から知る 是川縄文館で16日から特別展

縄文~平安時代の地域間交流の実態を土器から探る特別展「行きかう土器とヒト」
縄文~平安時代の地域間交流の実態を土器から探る特別展「行きかう土器とヒト」

八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館と弘前大による、土器から見た八戸地域の文化の変遷や地域間交流について共同研究した成果を紹介する特別展「行きかう土器とヒト」が16日、同館2階企画展示室で始まる。会場には多数の土器が並び、土器文化と共に、全国を移動した当時の人々の足跡を探ることができる。

 両者は、土器に含まれる火山ガラスが、噴出した火山や噴火時期によって特徴が異なることに着目。2018年度から4年間、各地の土器の火山ガラスを分析し、文様などの特徴と合わせて、いつどこで作られ、どのように広まったか、地域間交流の実態解明に挑んだ。

 15日は報道用の内覧会を開いた。青森、岩手両県や北海道の遺跡から出土した縄文~平安時代の土器など196点を展示。津軽地方から持ち込まれたと判明した物や、遠く離れた地域の特徴をまねて地元で作られた物などをパネルで紹介している。

 同館主幹の船場昌子さんは「目に見えない火山ガラスで、ダイナミックな人の動きが見えてきた。八戸地域は各時代を通して、文化と人が活発に行き交う交易の拠点であったと考えられる」と解説した。

 期間は9月4日まで。会期中、毎週土曜午後2時(8月6日は午前10時)から学芸員が解説する。8月6日には、弘前大大学院の関根達人教授が考古学講座(定員50人)を開く。

 開館時間は午前9時~午後5時(入館は4時半まで)。8月22日は休館。観覧料は一般300円、大学・高校生150円、小中学生50円。8月21日は無料。問い合わせは同館=電話0178(38)9511=へ。

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