八戸市は８日、陸上の世界選手権（１５日開幕・米国オレゴン）の男子１万メートルに初めて出場する同市出身の田澤廉選手（是川中―青森山田高―駒澤大４年）の健闘を祈り、市庁本館に応援看板を設置した。設置は２５日まで。

　看板は横９メートル、縦０・９メートルで、「世界選手権出場おめでとうございます」と記されている。８日は熊谷市長や中学時代のコーチだった同市の風張清志さん（７１）＝同市是川＝らが立ち合い看板の設置作業が行われた。

　風張さんは「日本選手権（３位以内）ですっきり代表を決められなかったのは本人も悔しかったはず。世界選手権では日本新記録での入賞を期待している。当日はテレビ観戦しながら応援したい」とエール。

　熊谷市長は「日本代表の誇りを持って活躍してほしい。市民も応援している」と話した。