Free週間ダイジェスト(6月12~18日)

▽六ケ所村長、戸田氏3選
 任期満了に伴う六ケ所村長選は12日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属の現職戸田衛氏(75)が4773票を獲得し、反核燃を掲げた無所属で元三沢市議の新人山田清彦氏(65)に大差を付け、3選を果たした。投票率は60・05%。

 ▽第4期中活計画策定へ
 三春屋閉店や新型コロナウイルス禍で八戸市中心街の衰退が深刻化していることを受け、熊谷雄一市長は13日、第4期市中心市街地活性化基本計画の策定を目指す意向を表明した。八戸商工会議所や関係団体と協議を重ね、本年度中に概要をまとめる方針。街なかの再生へ取り組みを加速させる。

 ▽八戸市、三戸郡など合区案
 青森県議会は15日、選挙区割りや定数に関する議会改革検討委員会を開いた。自民党以外の5会派は八戸市と三戸郡の両選挙区など三つの地域の合区案を示し、9月の県議会定例会までに結論を出すべきだ―と要望した。ただ、最大会派の自民は具体案を提示せず、方向性は定まっていない。

 ▽就職希望、過去最少
 青森労働局は15日、来年3月に青森県内の高校を卒業する生徒の求職動向調査(5月現在)をまとめた。卒業予定者1万468人(前年比4・8%減)のうち、就職希望者は25・3%に当たる2645人。少子化の影響で前年比242人減少し、卒業予定者と就職希望者は共に統計を始めた2003年3月卒業者以来、過去最少となった。

 ▽呉さん直木賞候補に
 第167回芥川賞、直木賞(日本文学振興会主催)の候補作が16日、発表された。直木賞候補には、八戸市出身の呉勝浩さん(40)=大阪市在住=の「爆弾」(講談社)など5作品が選ばれた。呉さんは3度目のノミネート。芥川賞には、盛岡市出身の小砂川チトさん(32)らいずれも女性の5作が候補入りした。選考会は7月20日。

 ▽3期連続の減収増益決算
 青い森信用金庫は17日、第99期(2022年3月期)の決算を発表した。売上高に相当する経常収益は76億3249万円(前期比7・80%減)と減少した一方、純利益は4億7126万円(9・28%増)に伸長し、3期連続の減収増益となった。

 ▽ルピナス見頃
 十和田市深持の観光農園「手づくり村鯉艸郷」で、約1万株のルピナスが見頃を迎えている。17~19日はライトアップイベントも実施。鮮やかな色のルピナスが闇夜を幻想的に彩っている。

 
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