Free寺山の貴重な音源、脚本並ぶ 記念館で企画展

寺山修司によるラジオドラマの受賞作品の脚本などが並ぶ会場
寺山修司によるラジオドラマの受賞作品の脚本などが並ぶ会場

三沢市ゆかりの詩人で劇作家の寺山修司が、キャリア初期に手掛けたラジオドラマの貴重な音源などから寺山の世界をひもとく特別企画展「寺山修司のラジオドラマ」が同市の寺山修司記念館で開かれている。来年4月9日まで。

 同館の25周年記念の一環。寺山は18歳の時に病気を患い約3年半入院。克服した際、詩人の谷川俊太郎に影響を受け、ラジオのシナリオライターを始めたという。広瀬有紀学芸員は「(寺山は)演劇のイメージが強いが、シナリオライター時代が後の活躍の基盤となっている」と語る。

 寺山のラジオドラマはテンポの良いせりふ回し、高い音楽性、幅広い作風が魅力。国内外で数々の賞を受賞し、寺山が主宰する劇団が海外に進出するきっかけにもなった。

 企画展では、ラジオドラマの音声資料や脚本、直筆原稿などが並ぶ。輝かしい功績を残した寺山の新たな一面を知ることができる。

 広瀬学芸員は「貴重な音源を聞きながら、自分の好きな作品を見つけて」とPRしている。

 入館料は常設展、企画展合わせて一般550円、高校、大学生110円、小中学生60円。月曜休館で開館時間は午前9時~午後5時(最終入館は同4時半)。

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