Free現場の映像、いつでも共有 青森県警、パトカーに全方位カメラ

三村申吾知事(右奥)に通信指令システムの説明をする青森県警本部の職員=13日、県警本部
三村申吾知事(右奥)に通信指令システムの説明をする青森県警本部の職員=13日、県警本部

青森県警は県内のパトカーに搭載した全方位カメラの映像を県警本部通信指令課や各警察署でリアルタイムで確認できる新たなシステムを導入した。現場の状況を共有できるため、より迅速かつ的確な対応が可能となる。

 全方位カメラは360度撮影が可能で、県内の警察署や交番などのパトカー約100台に設置。同課と警察署から全てのカメラの映像をリアルタイムで確認できるほか、パトカーが緊急走行した場合は自動で映像が送られてくる。これまでは、車両の前方を向いたドライブレコーダーのみだった。

 このほか、パトカーの現在地を示す地図に衛星写真を重ね合わせる機能も追加。屋根の色などを確認でき、110番を受理した際、より正確に場所などを特定できるという。

 システムの導入は全国で16例目。導入費用も含めた2021年~25年の総事業費は約11億円。今年3月から運用を開始している。

 21年の県内の110番受理数は約4万3千件で、1日平均約120件。同課の木村智次長は「現場の状況を瞬時に把握できるようになった。県民の安全安心の確保につながる」としている。

 13日は、三村申吾知事と報道関係者に新システムを公開した。

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