Free週間ダイジェスト(5月15~21日)

▽今別町長を官製談合防止法違反容疑で逮捕
 今別町発注の工事を巡り、特定の業者が落札できるよう最低制限価格に関する情報を漏らしたとして、外ケ浜署と青森県警捜査2課は16日、官製談合防止法違反の疑いで、町長の中嶋久彰容疑者(66)を逮捕した。

 ▽名称は「いわて北三陸」
 久慈市の三陸沿岸道路久慈北インターチェンジ付近に来春開業する「久慈広域道の駅」の名称が16日、「いわて北三陸」に決まった。

 ▽チーノ9月閉館 分譲マンション建設など再開発構想が浮上している八戸市十三日町の商業ビル「チーノはちのへ」が9月中に閉館することが18日、運営会社八戸スカイビルへの取材で分かった。

 ▽十和田で女性変死
 十和田署は18日、十和田市西十一番町の住宅で、この家に住む無職小峰勝子さん(84)が頭から血を流して死んでいるのが見つかったと発表した。司法解剖の結果、死因は頭部打撲による失血および頭蓋内損傷で、即死だったとみられる。同署は容疑者が強い殺意を持って犯行に及んだ殺人事件と断定。20日に捜査本部を設置した。

 ▽水揚げ低水準250トン
 三沢市漁協は19日までに、今季(2021年12月~22年3月)、三沢漁港に水揚げされたホッキガイの実績をまとめた。水揚げ総量は250トンと低水準だったものの、金額は7860万円で過去最低だった昨季より1248万円増、1キロ当たりの単価も76円高い313円に回復した。

 ▽地震、津波で死者5万3千人と想定
 青森県は20日、太平洋沖を震源とする最大規模の地震、津波による県内の被害想定を公表した。複数のモデルを組み合わせた死者数は冬の夕方に発生した場合で最大5万3千人に上り、昨年12月に国が示した試算を1万2千人上回った。陸奥湾岸の浸水域が広がったのが主な要因で、市町村別の死者は青森市が最多の2万1千人となり、次いで八戸市の1万9千人だった。

 ▽平均点287・1点
 青森県教委は20日、2022年度県立高校入試(3月8日実施)の学力検査の結果を発表した。5教科(各100点満点)合計の平均点は前年度比32・1点減の287・1点で、新型コロナウイルス流行後の過去3年間で最も低くなった。

 ▽ウミネコのひな初確認
 ウミネコ繁殖地として今年で国天然記念物指定100周年を迎えた八戸市鮫町の蕪島で21日までに、ふ化したひなが確認された。

 
お気に入り登録