Free「問題行動」の世界どっぷり/十和田市現美

問題行動トリオ「トワダノワダイ」の一場面

十和田市現代美術館で開催中の企画展「インター+プレイ」第3期の出展作家「問題行動トリオ」のパフォーマンスが14、15の両日、同館と市民文化センターで行われた。15日は市民ら約30人が集まり、自由で想像力豊かな世界観に浸った。

 問題行動トリオは作曲家・ピアニストの野村誠さん、ジャワ舞踊家の佐久間新さん、振付家・ダンサーの砂連尾(じゃれお)理さんによるグループ。同展第1、2期でもパフォーマンスを見せた。

パフォーマンスをする砂連尾理さん(左)と佐久間新さん

15日の公演は「トワダノワダイ」と題し、市内で開催した公演や、人々との出会いを通じて野村さんが作曲した楽曲に合わせ、佐久間さん、砂連尾さんがダンスを披露した。

 これまでの企画で関わった市民らもステージで共演。地元の「三本木小唄」をアレンジした「三本木サンバ」では、来場者と共に打楽器を打ち鳴らし、踊りながら会場を練り歩いた。

 取材に対し、野村さんは「新型コロナで地元の人と関わることが難しい中、いろんな人と表現したり、交歓したりする場ができて良かった。いろんな形で応えてくれた十和田の方々に感謝したい」と、3期にわたる企画を振り返った。

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